このR100RSキットはツインサスタイプの後期モデルだと思いますが、実は愛車のモノサスタイプのモデルよりもこのモデルに憧れていたので、形を崩さずに出来るだけ実車に忠実である事を念頭に置いての製作でした。

 しかし、スポーク仕様では目にする事が無いリヤディスクブレーキなど、模型ならではの自分流のカスタムを施し、ある意味で理想のRSに仕立ててみました。
 キットの素顔はプロターほどの狂いや間違いは有りませんが、モールドの甘さやアバウトさはお世辞にも褒めらた物ではありません。
 ベースはしっかりした設計なので、細かく手を入れれば仕上がりは見違える物になる優れた素材だと感じました。

 Heller のキットを作るのは8年ぶり、2台目となりました。   前作は YAMAHA TY125 で、アオシマの1/12 と平行製作でした。
 当時の私はバイクモデル作りの修行を始めて浅い時期で、カーモデルには無い様々なノウハウの蓄積途中でした。
 外国製バイクキットには全く慣れておらず、一種独特な作り方に戸惑いを覚えた記憶が有りましたが、その8年前に無謀にもプロターを作っていたんですねぇ、製作期間の時間が離れ過ぎていると苦労した事もどうやら忘れる様です。
 
 今回久しぶりに Heller に触れたのを機会に当時書いたTY125 の製作記事を読み返すと、それ程手を加えていないのに相当苦労していたんだぁと懐かしく感じてしまいました。
 

BMW R100RS
Heller 1/8