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製作奮闘記

その他に
★ロードホイールのエアーバルブを0.3oステンロッドと細いビニールチューブの輪切りで自作。
★ナンバープレートを0.2oプラ板で作り直し。
★ヘッドランプのバルブをクリアーイエローで塗り、イエローバルブとしました。

キット以外に使用した物。
◎ 0.2oプラ板   ◎ アルミ板   ◎ 0.3o被服線   ◎ 0.3o, 0.5oステン・バネ線   ◎ランナー 
                                                    以上。

←クリック

エンジン関係は、今回はあまり凝った事をせずにイグニッションコイルと、それを止めるバンド、デストリビューターからのハイテンションコードの配線などにとどめました。

足回りは、リヤはそのまま組んでもキャンバー角度が付くので良いのですが、フロントはリヤ同様にキャンバー角を付ける必要が有り改造しました。
● 横置きリーフスプリングの両端の正規の穴を伸ばしランナーで塞ぎ、その穴の半径分中央依りに同径の穴を開けます、穴よりも外側に長くなった部分は前と同じ形状に削り寸法を合わせます。
● 同時に左右を連結するタイロッドの中央部を切断して3oほどカットして弱トーインになる様に調節して結合します、その際補強もしておきます。

キットには元々キャスター角が付いているので、これでホイール・アライメントの3要素が揃った訳です。 

● ルーフトップはオープン状態のキャンバストップにしました。
● 彫りを少し深め、横のしわも追加表現しました、また、アームも立体感を出すために0.5oステンロッドで作り直し、フックの金具もプラ板とアルミ缶から作ったアルミ板で切り出して作り直しました。
● ドアーが開いた時やルーフが開いているので室内が丸見えになっているので、メリヤス生地に色付けしをした物でフロアーマットを作り床に敷きました。

内張はキットの物を使いますが縦横若干の寸法等の手直しが必要になります。
ドアー以外の内張にも少々ズレが生じますので、そちらと併せて修正します。
● 内張とドアー、ボディー、ステップ等の隙間は0.5oプラ板を使い、ボディー内側の曲線に合わせて切り出して貼りながら整形しました。
● サイドガラスは中央部で切断し、糊しろとして余白部分を極力少なく残しました。
● ルーフの雨樋は0.2oプラ板を0.5o幅にカットした物を所定の位置に接着しました。
● ドアー側面にドアーキャッチを追加しました。

仮組をして位置などが決まったら次に内張の修正に掛かります。

ヒンジのボディー側はスペースが無いのでタイヤハウスを少し削
り、スペースを確保する必要があります。

左右のドアーが開いた時に、あ
まり上がっていたり、下がってい
たりせず同量の開度が得られる
様に何度も仮組をしなければな
りませんでした。

 ドアーヒンジは0.3oのステン・バネ線を使います。
コの形に曲げ、開いた方をドアーに埋め込み、ボディーに取り付け用に出ている部分は、開く角度に応じて湾曲させます。
 ボディー側のヒンジ押さえはランナーを半分カットして0.4oの溝を掘り、ボディー内側を平らに整形してヒンジとボディーが均一に当たるようにしておきます。

エンジンフードは仮組段階でボディーとの隙間が結構有り、
特にフードの縦方向の寸法がほんの少し短いので、伸ば
しランナーで延長して調整し、サイドの隙間は双方を微妙
に削り、ボディーパネルの造形との合いを調整しながら修
正しました。
また、フードのヒンジが短いのか開く角度が狭いので、こ
の部分も修正して広く開いて整備性を良くしました。

● 可動部分の修正、整形が終わった時点で塗装をします。

● ドアーパネルの切り抜きは0.4oのピンバイスでパネルラインの溝に沿って間隔を開けずに穴を開けました、何分にも鋸を持っていないので、こんなやり方で時間を掛けて楽しんでます。
切り抜いた跡は、丁度年賀切手シートのベースと切手の関係の如く、両方ともギザギザばりばりの状態です。

● ルーフ両サイドの雨樋レールは後で造り直すため、ここでは削り落としておきます。

● ドアーとボディーのギザギザを落とし、隙間が広がった分だけボディーとドアーの両方に0.2o厚プラ板を全周にわたり貼り付け、塗料の乗る分も考えて隙間を調整します。
隙間は極力小さい方が良いのですが、開閉の時に引っかからないように、ドアー後端の内側の角を少量斜めにカットしてドアーパネルの厚みを薄くしておきます。

 ドアーを左右切り離した時点でボディーが空間だらけになった事で、ボディー部品が非常に弱くなってしまい、今後に不安を持ちましたのでボンネットまで切り抜くのは腕がないので危険と判断して諦めることにしました。

今迄たくさんの1/24モデルを作りましたが、このキットは小さい部類の十指に入ります。
 この小さなボディーを出来るだけ大きく見せようと思い、リヤ・カーゴを引かせようとしましたが、この車はリヤエンジンであることで断念しました。
 次に考えたことは、エンジンフードが開閉出来る様になっているので、ついでに全部開閉出来るように改造しようと思い、まずドアーの切り離しから手を付け始めました。

過程写真が無いので完成写真を元に書きました

2002/02/12〜05/05

 左右にハンドルを切ったホイールの状態はまさに実物と同じ傾きになります。

TAMIYA 1/24 フィアット500F