本当に久しぶりの 1/6 、でも実車が小さいモデルなので自ずと完成モデルも小さい・・・と言っても結構な大きさだが。
この時代のタミヤキットを作るのも久しぶりで、前回何を作ったんだっけ・・・CB750Four?・・・忘れた。
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1/6 シリーズの中では本当に良く出来ているモデルで、一時期所有した事も有ってか私はこの
Dax が一番好きなキットです。
実車のオプション部品には、「HONDA」のロゴ部分を首に見立てて、そこに付ける皮製の首輪が有ったと記憶していますが、黒く太い縦のラインはその意味かも知れませんね。
所有していた Dax の車体カラーはゴールドでしたが本当はこのカラーが欲しかった、何せ中古車だったので我がまま言えませんでした。
なので、今度ばかりはと自分の好みのキャンディーレッドで仕立ててみました。
立ち姿に表情を持たせる為にサイドスタンドを装備、自分の Dax と同じになりました。
スーパーカブから連綿と進化しながら続くエンジンは排気量に種類は有るものの基本構造は同じ。 このエンジンを搭載したいろいろなバイクが私を育ててくれました。
最近はチェーンのディティールアップの為に彫り込む作業が多くなりました、流石にこの縮尺で 1/12 と同じモールドでは情けないものが有るので、チェーンやスプロケットは丁寧にモールドを掘り起しています。
小さいながらも光物が際立つモデルで、クロームメッキの表現がポイントになりました。
自分としては珍しく新しい塗料に挑戦してクローム表現をしています。
他にもアルミの材質、地肌感、の違い、シルバー塗装にも変化を付けて部分毎に質感の違いを表現したつもりです。
内臓スプリングで可動サスにするために説明書通り作ると、どうしても汚くなる恐れが有る事を嫌い、サス固定で仕上がり重視としました。
Dax にまつわる思い出は楽しい事ばかりでした、その思い出に浸りながら本当にニコニコしながら作る事が出来ました。
憧れていたバイクを作る事が多い私ですが、身近に接していたバイクを作る時の方が気持ちの高ぶりを強く感じます。
たったひと月で出来上がってしまって・・・もっと遊んでいたかった。