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シートエンドはケミカルウッドで削り出し、シート本体はプラ板の箱組みから削り込んで表情を付けるいつもの方法です。
この時点でリベット位置と穴あけを双方に行って置きます。
リベットに使うのは虫ピンです。
これは燃料タンクをフレームに固定するバンドとハンガー。
ベルト部分はプラ板、ハンガーはアルミ板、金具は0.5mm洋白線を使っています。
結構大仕事になりそうな部品のマフラー。
エキゾースト部分は5mm、メガホンの後端は11mmと見込んでいますが当然そんな材料は有りません。
辛うじて使おうとしているのはキット部品のエキパイだけ。
そこで手持ちの材料から5mmプラ棒、8mmプラパイプを使って何とかしようとしていますが・・・・。
後端に向かって末広がりになる様に段々を作るためにプラ板を細く切り出し、外周を覆う様に貼っています。
その上に更にプラ板を貼り、4段ロケットになりました。
段差の部分にパテを盛り、後はひたすらヤスリ片手に格闘します。
下はザッと削った物、結構削り甲斐が有ってまだまだ先が長いですね。
アルミ板か何かで巻いて作った方が簡単かとも思いますが、何にせよ工具もノウハウも無いのでこんな原始的な作り方をするしかありません。
これはエキゾーストフランジ、独特の菊の花の様な形で、こんな部品にまでデザイン的なこだわりが有るのはHONDAらしさの表れでしょうか。
3mmと2mm、それから1mmの丸棒とプラ板で作っています。
シルバーの部品はキット部品を小さく削った物ですが、まだ大きいので仕方なくスクラッチとなりました。
ネットで拾ったウィングマーク(右)、細かすぎるので縮小すると色ががつぶれて醜くなってしまいます。
画像を編集して左の様に変えるのが大変な作業でした。
デカールを作る手段を持たないので、何度かやっている紙デカールを作って貼ろうとしています。
目見当で大きさを決めて印刷した物を切り抜き、タンクに当ててみました・・・少し大きいみたいですね。
エキゾーストフランジが出来たので、マフラーを仕上げて取り付け方法を検討しています。
フランジで前を固定、もう一箇所はステッププレートの後部で固定の2点支持。
タミヤのプラモならすんなりピッタリ行くんでしょうが、何たってプラモのご先祖様、そう簡単には行かせてくれません。
ただでさえ改造を加えているので精度にもいささか問題も有ります。
じっくり見ながらどうやって直すかを考えなければ先には進めません。
車体を自立させるためにはホイールを完成させて前後サスも完成させなければなりません。
その辺の所の詰めが出来ていないので順次仕上げて行かねば・・・。
1/8 ともなればこの辺の部品が一体成型になっているのは仕上がりが損なわれると思いジョイント部分を主体にディティールを細かくしていきます。
ブレーキパネルが出来上がってやっとホイール全体が出来上がりました。
キット部品の段階ではブレーキパネルと一体成型だったテンションプレートもアルミ板に換えて別体化、この方がリアルな感じは格別です。
自立させるにはリヤホイールも組み付ける必要が有ります。
キット部品のチェーンをと考えるのは止めて、今回もコスモズファクトリー製のエッチングチェーンを作ろうとしています。
駒の大きさを比べたらピッタリなので良いのですが、どうやら数が足りそうも無いので注文しなければなりません。
何台分も作る内に端数が溜まって一台分浮く事も有るんですよ。
エッチングチェーンはいつもの様に繭型の駒だけを使いますが、最初にやる事は駒を切り離す時に残った小さな足を綺麗にヤスっておきます。
今回はかなり丁寧な工作に心がけて行いましたが、結果として180mmまで伸びた所で横方向の振れの状態は今迄5作品の中で一番の出来。
同じく直線方向でのネジレは90度以内に収まりました。
ご存知の方は多いとは思いますが、コスモズファクトリーの製品にはエッチングスプロケットも販売されていて、私もゲージ用に購入しています(右2枚)。
今回ジャストサイズの見本が有るので、それを参考に今回もアルミ板から切り出し、自前で作っています。
ドライブスプロケットは切り出しが終わり、チェーンとの合わせのためのヤスリがけ待ちです。
切り出したスプロケットにヤスリを掛け、微調整するとご覧の様に綺麗にチェーンが巻きつきました。
この状態ならばスプロケットと一体になったホイールは完全に回転する事が出来ます。
今回を含め前回と2回共この状態を作る事が出来る様になり、何とかチェーンとスプロケ作りも自分流が完成した気がします。
実車もそうですが、チェーンとショックダンパーとの隙間は少なく、ギリギリの工作でした。
スタンドを何処に掛ける様にするかで悩みましたが、リヤシャフトを中空にしてハンガーシャフトを通してスタンドに掛けられる様にしました。
シャフトやチェーン引き、テンションロッドなど小さな部分ですがアルミや真鍮を使って工作したので、バランスが取れる様にリヤシャフトの左右のナットも1mmアルミ板を使って作りました。
スタンドは2mmの真鍮ロッドとパイプを使って作っています。
真鍮材を使ったので重さが有り安定しています。
スタンドにセットする事で自立する事が出来ました。
この佇まいを見るとノーマルのCB72とは違う精悍さが出てきた様に感じるのは私だけ?
リヤホイールがまとまったのでフロントホイールも仕上げていきます。
これはフロントのシャフトで、リヤのシャフトに倣って真鍮材を使います。
2.1mm真鍮ロッドの右側先端を1.5mmの太さまで細くして0.5mmの穴を横方向に開けています。
1mmのアルミ板で作ったキャッスルナットを通し、細い穴に割りピンを通して完成。
左側は数ミリの深さになるまで1.5mmのドリルで穴を掘っています。
後はここも横方向に0.6mmくらいの穴を開ければ完成します。
フロントのゼッケンホルダーと回転計ホルダーを兼ねたフレームマウントのステーを作っています。
メーターを支持するプレートは型紙代用でバランスを見ています。
ハンドルバーを仮組みしてメーターステーの取り付けです。
ハンドルも未工作の部分を作り塗装を待つばかりとなりました。
ダイナモカバーが付き徐々にレーサーの雰囲気が出てきました。
ハンドルを塗装して再度仮組み、メーターをホルダーに実際と同じ様にフローティングマウントにして組み付けました。
メーター裏側のギヤ部分の工作も終わりケーブルの結線をするだけとなりました。
メーター本体はプラパイプとプラ板、ホルダーもプラ板を使いました。
文字盤はネットで探したそれらしい物を編集して紙に印刷、切り抜いて貼っています。
デカール作りのノウハウが無いので、タンクマークと共にこんな方法しか取れません。
いろんな事を同時進行ですすめています。
ケミカルウッドを材料としてフェールタンクとシートエンドを作り塗装しています。
造形は僕のオリジナルですから適当ですが、全く有りそうも無い形ではない様に作っているので、完成すれば違和感はそう感じないと思いますが・・・。
工作すべき部品が多くて支離滅裂なリポートになりつつあります。
右ステップ周りの工作ですがキット部品を使いながら加工を加えてバックステップに改造しています。
取り付け方法もブロックの積み重ねの様な部分は一応金属棒を芯にして強化したり、長すぎるシフトペダルを切断したり・・・。
実車ではタンデム用ステップのアームが付く場所にメインのステップを付ける手法を取るケースで、それに倣って工作しています。
シフトペダルの長さは人それぞれの好みですからそれなりに工作してからの取り付けと言う事で先ずは様子見。
左右の仮組みで寸法を確認したので仕上げに入っています。
シフトペダルは曲がりの無い物にしたかったので1mmのアルミ板で作り直し、先端のラバー部分のみを利用しています。
右側ブレーキペダルは特徴的なワイヤー留めのプレートを活かそうとしています。
それぞれの軸になる部分は真鍮棒で強化しています。
改めて仮組み、シフトペダルやブレーキペダルの位置を決めてしまいます。
位置が決まったら塗装して取り付けです。
72の特徴的な部品・・・ブレーキワイヤー止め、スプリング部分が弱かったので金属棒でスプリング共々作り変えています。
両側のステップ周りの部品が付きマフラーも固定出来ました。
進捗が遅いので変わり映えが無い様に思えてしまうカットで申し訳有りません。